クラシックと落語

 ブラームスの『交響曲第一番ハ短調作品68』の草稿は1855年ブラームス22歳の頃にあったそうです。その後、完成までに21年の歳月を費やしたとか。といっても、ブラームスが本格的にこの草稿を手にして本格的に作曲をし始めたのは、1874年からでチューリヒ湖畔のリュシリコンに滞在していた時。推敲に推敲を重ね、それから2年後の1876年の夏に北ドイツのバルト海に面したリューゲン島のザスニックで大部分が書かれ、9月にバーデン・バーデン近郊のリヒテンタールで完成したそうです。結局、この曲を仕上げるためには、それだけの道草が必要だったということなのでしょうか。冒頭の悲劇的な立ち上がりから、一気に引き込まれます。
 図書館で志ん生の落語CDを借りてくる。とりあえず『粗忽長屋』を聞いてみる。クラシックも落語も超初心者なので、どこから初めていいのか全然分かりません。仕事3本納品。