2003-03-01から1ヶ月間の記事一覧

モルト・アレグロコンフォーコ!

強烈な咳止め薬のおかげで咳がおさまっているので、世界が晴れやかだ。午前中から仕事。午後から薬のせいでやってきた睡魔に負けてガースカ4時間も眠ってしまったものの、その後は懸案だった仕事もひとまず安心できる範囲にまで持ち込めた。咳がないとはかど…

海豹島

無性に読みたくなって本棚の奥底から久生十蘭全集をひっぱりだしてきて読む。私が高校生だったころ、中勘助と久生十蘭をすすめてくれた質屋の店主が、 中勘助が真綿でくるんだ針ならば、十蘭は研ぎ澄まされたナイフです と言ったことを今でも覚えている。そ…

カエルの大往生

小春日和。午後から晩まで東京で咳き込みながら仕事。行きがけの道で、ガマガエルがいた。身じろぎもしないと思って座り込んで観察したら、死んでいた。ひっくりかえりもせず、ただふつうに歩いている途中に息絶えたような状態。死んでから間もないせいか、…

「ぼく」だった私

らしくないかもねぇ。外見的なキャラは特にそのようで。意外と怠惰だったりすんですけどね。ペットのステータスは諦めをベースとした従順さと、媚だと思います。(cu39) 怠惰な人=ペットではないと思う。それに従順で媚のある男なんて、誰も飼わないよ。そ…

逃避

『のだめカンタービレ2』『のだめカンタービレ3』『きみはペット5』『きみはペット6』『月刊動物のお医者さん』を買う。ついでに『人間臨終図巻1』(山田風太郎著/徳間文庫)も買う。中学生のときに読んだ北村透谷の年齢を過ぎた時は、なんだかずいぶん年を…

本読み

六花亭の「チョコマロン」が激ウマ。

のだめカンタービレ

白いヲクサマにKissなら『のだめカンタービレ』もよいと聞き、『のだめカンタービレ1』(二ノ宮知子著/講談社)を『きみはペット1』『きみはペット2』『きみはペット3』『きみはペット4』と一緒に買ってくる。 『のだめカンタービレ』はとある音大を舞台に…

喝破

ついに「キミは一年の三分の二は風邪をひいている」と喝破される。咳は治らず、仕事は進まず、言われ放題。ちくしょうめ。

A+B=C

ひさびさに通勤電車に乗った。こんなに長い間、立っていたのはひさしぶりだ。まわりはおじさんばかりだし、ちょっとばかり疲れたよ、私は。大手町ビルヂングで用事を済ませた後、地下食堂で同行氏らとランチ。私はさばみそ。 午後から夜までは警備員がものも…

きみはペット

cu39が日記で書いていた『きみはペット』(小川彌生著/講談社)のbestが出ていたので、『蒼天航路27』と一緒に購入して喫茶店で読む。OLが行き場のない美少年をひろって「ペット」として養うという話。4月16日からTBS系列でドラマにもなる。 私はモモのよう…

茶の本

『茶の本』(岡倉天心著)に「It has not the arrogance of wine,the self-consciousness of coffee,nor the simpering innocence of cocoa.(茶にはワインの倨傲やコーヒーの自意識がなく、ココアの無邪気な作り笑いもない。)」という一文がある。ところで…

仕事をし続ける曇りのち雨の土曜日

『Papa told me』(榛野なな恵著/集英社)状態二日目。Amazon.co.jpから『コスチュームポーズ集5 ウェイトレス・メイド篇』(銀河出版)が届く。何かの役に立つかと思ったが、まったく役に立ちそうもない。仕方がないので、「ピーチ・ジョン春号」のカタロ…

阿修羅ガール

減るもんじゃねーだろとか言われたのでとりあえずやってみたらちゃんと減った。私の自尊心。 返せ。 『阿修羅ガール』(舞城王太郎著/新潮社)読了。『内なる殺人者』(ジム・トンプスン著/河出書房新社)が静かに狂っていく一人称小説であるなら、本作は…

咳の話

7時起床。早朝、もう一度病院へ行き咳止めをもらう。おかげでだいぶ楽になり仕事もはかどりはじめてきました。

Pretzel Logic

自分の持っている玉が一つある。 相手も玉を一つ持っている。 それでバランスは取れるはずなのに、相手が玉を持っていることが許せなく思える自分に気づくことがある。 そういう時ほど、自分の顔を見たくないと思うことはない。 ケータイのメールは毎日のよ…

フセイン大統領の会見

war

国営テレビを使ってサダム・フセイン大統領が声明文。眼鏡をかけて原稿を読む姿は、ずいぶんと老いている印象があります。「剣をもって立て、剣を引き抜け、恐れるな」「神は偉大である。神は偉大である。イラク、パレスチナが長く生きんことを」「ジハード…

'DECAPITATION ATTACK'(CNN)

war

現地時間午前五時四十分、巡航ミサイル発射。フセインが素直に亡命しなかったことで、ブッシュはさぞかし喜んでいることでしょう。 WhiteHouse CNN Yahoo! News:特集対イラク武力行使 asahi.com:特集米英軍、イラク攻撃開始 YOMIURI:対イラク開戦 首相官…

CIAは何をしていた?

戦争がはじまりました。TVをつけっぱなしにして仕事をしています。 ちょうど今読んでいる本の1冊に『CIAは何をしていた?』(ロバート・ベア著/新潮社)という本があります。著者はイラクのサダム・フセイン大統領の政権転覆を狙ったクーデター未遂事件をは…

ウェイトレスの制服

仕事で比較検討した結果、私はこのあたりのお店の制服が好みのようです。紅茶派のひいき目もあるかもしれませんが……。それぞれ文末にウェイトレス系サイトに掲載されている詳細情報(イラスト付き)にリンクを張らせていただきます。 ●Tea Salon Twinings:…

南天のど飴は一日三粒まで

6時起床。痛みからむずがゆさへ変わった喉について、その時電話で話していた知り合いは「それは治りかけなんです」と言った。だとしたら、この咳との戦いもあともう少しで終わる。夜、シナリオの仕事で煮詰まり気味らしいK嬢に電話。お互いの煮詰まり具合を…

電車の男性

仕事帰りの電車内で、「ツギハ イミズグン ネクスト イミズ ハイフン ジー ユー エヌ アリコ ジャパン テ イッタラ ニー サン イチ!」と繰り返し言い続ける男性に遭遇する。電車が次に止まるのは「秋葉原」であって決して「イミズグン」ではない。しかし彼…

僕の生きる道(最終回)

tv

毎回泣いてしまうドラマですが、最終回でも泣いてしまいました。私は泣き虫なのです。途中途中の過剰な演出には辟易する部分もあるのですが、それでも全体と通していい作品でした。生きる喜びを歌いあげる少女たちを描いた小磯良平の『斉唱』を思い出します。

咳咳。

咳はあいかわらず。だいぶおさまってはきたのだけど、ときどきひどい。困ったものである。本日は午後より出ずっぱり。私が外に出る日というのは、なぜか寒いので辛い。八重洲ブックセンターで、新刊書籍や雑誌を物色する。坪内祐三氏の『雑読系』で山田稔氏…

海事史の舞台

『海事史の舞台』(別枝達夫著/みすず書房)を読み中。

ハチクロ

寝よう寝ようと思いつつ眠れず。「トリビアの泉」の時間だよ、もう。なんだかなー。『ハチミツとクローバー』(羽海野チカ著/集英社)を4巻まで一気読み。それと、今月の「YOUNG YOU」を再読。何度読んでも今回の『雲の上のキスケさん』(鴨居まさね)の話…

寝不足はやっぱりいけない。

「蓄積する寝不足の影響 睡眠6時間以下で顕著に」だそうです。みなさんガッチリ寝ましょう。脳の活動能力が徐々に低下していくそうです。

咳。

咳がひどいんで、病院でもらった薬をきちんと飲むとやっぱりすごい眠くなって、寝たり起きたり。このうとうとっぷりにひさびさに『春昼・春昼後刻』が読みたくなったけど、夕方から雨が降り始めて、ああ体調が悪いのは咳ばかりではなかったと知る。私は曇り…

キャラクター小説の作り方

『キャラクター小説の作り方』(大塚英志著/講談社現代新書)を読み終える。電撃や富士見といったノベルや、ゲームやアニメのノベライズの書き手同士が話しているような内容がしっかりとした形で書かれています。実用的な本なのですが、それでもハリウッド…

咳がおさまらず

咳だけがおさまりません。おかげで腹筋が筋肉痛です。

キャラクター小説の作り方

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『キャラクター小説の作り方』(大塚英志著/講談社現代新書)――「登場人物をどう決めるか。作品世界をどう作るか。オリジナリティとは何だろう。新しい文学が現れつつある今、もっとも注目される評論家/小説家が、誰でも書けるメソッドを大公開」とのこと…